東京六大学野球、慶大が勝ち点1、立大が早大に勝利し1勝1敗に

東京六大学野球

東京六大学野球の春季リーグ、第1週2回戦(4月14日)は慶大が東大に勝利し勝ち点1を獲得、立大が早大に勝利し1勝1敗としました。

第1週1回戦(4月13日)の結果は以下のリンクからご確認いただけます。

東京六大学野球、慶大と早大が先勝

外濠ブログ(2024/04/13)

東大VS慶大の結果

慶大が3-8で勝利し、勝ち点1を獲得しました。

123456789HE
東大0000120003104
慶大40002101X891

東大:鈴木太、渡辺、中村、前田、佐伯、吉田 – 府川 

慶大:渡辺和、木暮、広池、沖村、小川 – 森村

慶大先発の渡辺(和)選手は4回1/3を被安打5、自責点1とし、その後は4投手のリレーで8回まで2失点にまとめました。

打線は初回に4得点すると、その後も追加点を加えていく理想的な試合運びでした。

またこの試合で昨夏甲子園で活躍した1年生の丸田選手が代打で登場し、リーグ戦初ヒットを記録する華麗なデビューを飾ったほか、多くの投手を登板させ経験を積ませることができたので慶大としては順調な滑り出しとなりました。

一方の東大は4エラーと四死球が10といった守備の乱れが致命傷になりました。

安打数では慶大が9安打に対し東大が10安打にも関わらず点差が5点も開いてしまう悔しい結果に。

ただその中で府川選手が今春リーグ戦第1号の2ランホームランを放ったのは今後の明るい材料となります。

打線が機能しているのでロースコアに持ち込めれば勝機は十分ありますので、来週の明治戦までに課題の守備を修正して勝利を掴んでいただきたいですね。

早大VS立大の結果

立大が1-3で勝利し、1勝1敗としました。

123456789HE
早大000010000151
立大00020100X361

早大: 宮城、越井 – 印出

立大:大越、塩野目、沖、吉野 – 戸丸

立大先発はリーグ戦初登板の大越選手が5回被安打2、自責点0でまとめると、リリーフ陣が3安打で早大打線を抑えました。

打線は昨日に引き続き6安打、残塁も4と効率よく得点できました。

早大先発は同じくリーグ戦初登板の宮城選手が6回被安打5、自責点3とまずまずの内容。

ただ打線が6回のチャンスであと1本が出ず6安打1得点に抑えられました。

立大、早大ともに1、2回戦の合計が12安打4得点と拮抗しているため、1つのミスが致命傷になります。明日の3回戦はどちらが先制するのか見どころですね。

また各チームの投手事情もほぼ五分ですが、立大が若干有利かなといった印象です。

立大の先発経験豊富な沖選手は2回戦はリリーフで22球の登板、1回戦は登板していないことから3回戦の先発が期待されます。

3回戦に疲労が溜まっていない経験豊富な投手を先発に持って来れるというのが早大より有利です。

一方の早大は1回戦で複数の投手を短いイニングで登板させることができているため、伊藤(樹)選手の再先発か、その他の選手を先発させ継投で乗り切るか悩ましいところです。

1回戦でリリーフ登板した1年生の安田選手と髙橋(煌)選手は高校日本代表としての経験があるため、今後の期待をこめて先発させることも考えられます。

両チームともに明日の試合運びに要注目です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました